2017/09/18 12:09

イギリス製のホーンジー社(HORNSEA)の秋の森を思わせるような「リスのジャグ花器」のご紹介です。

1950年代から60年代にかけてイギリスで作られた「FAUNA ROYAL」シリーズ作品は

残念ながら会社が2000年に閉じてしまったため、現存にあるもののみの稀少な作品になります。

水差し(ジャグ)としての用途も然ることながら、手書きで色付けされた森の木とリスの作品は

そのまま観賞用としても非常に可愛らしく、また温かい表情をまとった一品です。

秋深まりつつある今日この頃、お部屋の模様替えインテリアとしてもいかがでしょうか?

(写真の中のまつぼっくりはイギリス産なので日本のものよりも数倍大きなものとなります) 

  この「FAUNA ROYAL」“動物王国”と名づけられたシリーズは森の動物達をモチーフに花器や小物入れなど

小さなものからこちらでご紹介している比較的大きめのものまでありますが、

1点1点職人による絵付けがされているので、色合いがそれぞれ微妙に違うそうです。

そして、どうしてもヴィンテージもの、年代も経てきているので小さな欠けがあるものが多く

(特にリスの耳部分やジャグの持ち手の枝幹部分や底枠など)

またそれはそれで作品自体が稀少なので、コレクターさん達も気にせず集めますが、

しかし、今回ご紹介の2点は欠け、キズなく、とても素晴らしい保存状態であることは更に垂涎ものの一品です

水差しの持ち手は枝を使い、滑り止めでしょうか?幹で指がかけやすいように工夫がなされ、

大きな幹には木肌が波打つ彩色に滑らかでいて、力強さを感じ

アクセントとして前面には沿うように青い小花と小さな洞にはリスはちょこんと座っている様子は

まるで森の中の1場面、1枚の絵のようです♪

(口元がわずかに微笑んでいます)

本来の用途としての水差しでテーブルに登場したら、ついつい場が和やかに成りそう・・・

お子様のいらっしゃるテーブルには目が離せなくなりそうです

 

また、観賞用インテリアとして飾っていただければ、その場所には温かい、ほんわりとした空気が流れるでしょう♪

ちょっと大きめの作品なので、玄関の「Wellcome」的な場所、キッチンにちょっと置いてキッチンフラワーを生けることもできるでしょう

 

もう1点花器で同じリスシリーズもご紹介しております

 

 (こちらもしっかりとした色合いの花器でジャグと同じくらいの高さがあります)

敢えて2点を並べるよりも家の中のそれぞれの場所に離して置いていただければ、

これから来る秋の場面、そしてクリスマス、冬の場面と演出を楽しみながら

飾る愉しみも増えていきます♪

これからの季節、家に居る時間も徐々に長くなるでしょう

温かい家の中を創る、そんなお手伝いの一品として「ちょっぴり微笑むリス達」をご紹介いたします♪